看護師不足70% 看護師が集まる病院とは? Vol.5/5~「情報発信」について考える~
看護師が集まる病院について、
採用力 = 資金 × 人材育成 × 組織文化 × 情報発信
の4つの掛け算が大事とお話ししました。
最後は、「情報発信」について考えます。
それは、単なる「広報」ではなく、病院の存続をかけた“経営戦略”です。
今の学生は、求人票ではなく Instagram・TikTok・Webサイト を見て職場を選びます。
つまり、情報発信をしていない病院は “存在しない” のと同じです。
求職者が知りたいのは、綺麗なパンフレットではなく “リアル”。
・病棟の日常の空気感であったり
・スタッフの表情や声
・IT導入で業務がどうラクになったかという事実
・新人教育のリアルな様子
しかし、やみくもに投稿すれば良いというものでもありません。
そこには、戦略をもって組織的な活用(ターゲティング、広告など)が必要です。
もちろん、個人情報の保護には充分注意しなくてはいけません。
これらを継続的に発信する「ソーシャルリクルーティング」の活用は、人数確保だけでなく、良質な人材確保にもつながるのです。
また、人材紹介会社も利用するメリットがありますが、このビジネスモデルも理解しておく必要があります。
情報発信は、採用の入口であり、定着の後押しであり、病院ブランディングです。
◆ まとめ
5回にわたり、看護師が集まる病院の構造を整理してきました。
集まらない病院
→ 人材を「コスト(消耗品)」と捉え、穴埋めに追われ続ける
集まる病院
→ 人材を「資産」と捉え、価値を高める仕組み(IT・教育・文化)へ投資する
資金の制約があっても、
「人材育成 × 組織文化 × 情報発信」 の3つは内部から取り組むことが可能です。
そして、この3つが回り始めた病院には、結果として“資金”が後からついてくると思います。
あなたの組織も、採用力を強化できそうに思いましたか?

