2026/9/11 NFCタグやRFIDタグ、医療DX・医療AXにどう使う?
先日、友人から「白NFCシール」をもらい、NFCタグもこんなに安価で身近になったんだなと、つくづく感じました。安価で身近になったんだとつくづく思いました。
最近、医療の現場でもNFCタグの活用が増えています。
実は、医療現場では、もうすでにRFIDの活用が進んでいます。
例えば、RFID付きの検体ラベル。
検体の認証・照合や、検体の到着確認、モダリティーでの自動受付、依頼照会などに使われています。実際に、RFIDを使って採血時などで検体を一括読み取りする仕組みも実用化されています。
また、検査試薬の管理にもRFID。
試薬の種類、残量、使用期限などを自動管理し、オンボード期限、トレーサビリティーに利用されています。
では、医療現場でRFIDとNFCをどう使うか。
私は、用途によって使い分ければいいと思います。
■ こんな場面はRFID
「人やモノを、非接触・自動で認識したい」場面。
l 検体の一括読み取り・搬送管理
l 試薬・医療材料の棚卸し
l 物品の所在・物流管理
l 徘徊・離床などのリスク対策
例えば、病棟内を移動する患者さんのタグをRFIDで検知し、リスクを予防する。
「常に見ておきたい」「一括で読みたい」ならRFID。
■ こんな場面はNFC
一方、NFCは、
「目の前の人・モノ・場所を、意図的にタッチして情報を呼び出したい」場面。
l 患者認証
患者さんのリストバンドにNFCタグ。
バーコードのようにコードをカメラに向けるのではなく、
タッチ → 患者IDを呼び出す → 電子カルテ等で確認
という使い方。
曲面や、汚れ、バーコードが見えにくい場所でも使いやすい。
l 試薬・医療物品
試薬や物品をタッチすると、
ü ロット
ü 使用期限
ü 保管条件
ü 在庫
ü 使用履歴
などを表示。
l 医療機器の保守点検・マニュアル
機器本体にNFCタグを貼っておけば、タッチ → その機器専用ページ
として、
ü 始業点検
ü 保守履歴
ü 故障履歴
ü マニュアル
ü 操作手順
ü 教育資料
などをすぐ確認できる。
さらに生成AIとつなげれば、「この機器のエラー、どう対応する?」
と、その場でAIに聞くこともできる。新人や経験の浅いスタッフにも対応。
NFCシールやRFIDシールは数十円程度から入手できるものもあります。
高価なシステムをいきなり導入するのではなく、「まず、目の前のモノにタグを付けてみる」
というところから始められるのも、手軽に内製化できるDX・AXではないでしょうか。
RFIDで「自動化」し、NFCで「その場の情報アクセス」を簡単にする。
そして、その先に生成AIをつなぐ。
RFID or NFC × 医療DX × 医療AX
医療現場には、上記のような安価ですぐにできるDXがまだまだあると思います。
あなたの職場では、この非接触タグ、何に活用していますか。



