2026/9/22 経験や自己啓発は、積立投資と同じ。“複利”で効いてくる!?
医療現場で30年以上働いてきた私が、伝えたいことがあります。
キャリアは、一つ一つの小さな経験の積み重ねでつくられ、やがて大きな複利となって、自分に返ってくるということです。
■キャリアは「小さな積立」の連続
l スキルを身につける
l 認定資格を取る
l 研究する
l 学会で発表する
l 新しい仕事に挑戦する
どれも一つ一つは、小さな経験であり、小さな努力です。
若いうちは、やってもやらなくても、ほとんど差は見えません。
給料も肩書きも、まだ大きな差には見えません。
だから、
「自分には必要ない」
「自分の時間が大事」
そう思うのも自然です。
昔から、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言います。
これは、ただ「苦労しろ」という意味ではありません。
若いうちに経験を積んでおくことは、未来の自分への投資であるということです。
■経験はさらに経験を生む
l スキルが、次の仕事につながる。
l 認定が、次のチャンスにつながる。
l 研究や発表が、専門家とのつながりを生む。
l 新しい挑戦が、また新しい経験を連れてくる。
l そして、その経験が、さらに次の経験を生む。
この“連鎖”が、キャリアの複利です。
私自身も、若いころに取得した
l 超音波検査士
l 医療情報技師
l 血管診療技師
そして、臨床検査の経験、医療情報・DXの経験、さまざまな機能を持つ病院での経験、技師会活動の経験、医療業界内外の繋がり、LinkedInでの繋がり。
それぞれが別々の経験、つまり、「単利」でした。
でも、30年以上経った今、振り返ってみると違います。
一つ一つの経験がつながり、組み合わさり、新しい視点や能力や価値や可能性を生み出しています。
経験は、単純な足し算ではありません。
経験と経験が掛け合わさることで、自分にしかない価値になっていきます。
同じ資格を持つ人はいる。
同じ仕事を経験した人もいる。
でも、これまで歩んできた経験の組み合わせまで同じ人はいません。
だからこそ、積み上げてきた経験そのものが、今の自分の「唯一無二の価値」につながっているのだと思います。
■時間が経つほど、差は大きくなる
積み上げた経験は、やがて
* チャンスの差
* 収入の差
* 自己実現の差
* 他者からの評価の差
になっていきます。
今は同じに見えても、10年後、20年後には、大きな差になっているかもしれません。
だから、若いときには見えなかった「差」が、年齢を重ねるほど見えてくるのです。
そして、その差は単なる「資格の数」ではありません。
経験の深さと広さ、経験同士のつながり。
それが、時間とともに価値を増幅させていきます。
点が線となり、集まって面となり、さらに立体になっていくのです。
■これは若者だけの話ではない
キャリアの複利は、年齢に関係なく、誰にでも働きます。
40代でも、50代でも、60代でも、あなたでも。
今日、新しいことを一つ始めれば、それが必ず未来の経験になります。
その経験が、また次のチャンスを生みます。
「今日の一歩が、未来の自分を変える」
そして、何もしなければ、複利は生まれません。
人生の複利は、行動した人にしか働きません。
大きなことを始める必要はありません。
資格でも、勉強でも、新しい仕事でも、誰かに教えてもらうことでも。
「小さな積立」を、今から始めてみませんか?
あなたは、何を積み立てますか。



