生成AIは優秀。でも、士業や医療の「経験と判断力」にはまだ及ばない
生成AIは、まだ人には及ばない部分があることを実感しました。
先日、官公庁へ提出する書類について、まず複数の生成AIに相談してみました。
詳しく回答してくれて、ほとんど同じような内容が返ってきました。
文章の構造化や考え方の整理には本当に役立ち、 「ここまでできるのか」と、AIの進化に改めて驚かされました。
「これなら、自分で申請できるのでは」と思いながらも、少し不安が残り、専門の相談窓口で確認していただきました。
そこで教えていただいたのは、
・事例をどう捉えるか
・制度の微妙な解釈の違い
・実際の注意すべき点
など、生成AIでは気づけなかった視点でした。
そこには、長年の経験を積んだ専門家だからこそ見抜ける判断がありました。
「やはり、人でなければできない解釈がある!」
直接相談して、本当に良かったと感心しました。
生成AIは、情報を整理したり、思考を広げたりするには、とても頼れるパートナーです。
一方で、士業が関わる法務・行政分野や、医療のように人の生命に関わる領域では、最後に必要になるのは「人の経験と判断」だと改めて感じました。
最近では、症状をAIに相談してから病院を受診する方も増えています。
受診のきっかけとなり、早期発見や早期治療につながるのであれば、とても価値のある使い方だと思います。
ただし、AIにはまだ、誤った情報(ハルシネーション)、情報不足、微妙な解釈の違いへの対応など、課題もあります。
多くの方も発信されている通り、重要なのは、
「AIに何を任せるのか」
「人が何を判断するのか」
という役割分担であると再認識しました。
AIの可能性に驚かされる一方で、今回の経験を通じて、プロフェッショナルが持つ「経験・専門性・判断力」の価値を改めて認識する機会となりました。

