「人間のシンギュラリティ」は、すでに始まっている!?
現在57歳。私は今、10年前には想像もできなかった世界にいます。
医療DXの設計、組織の意思決定構造、人材の思考拡張。
これらを生成AIと対話しながら、日常的に「思考拡張」して設計できています。
一般にシンギュラリティ(技術的特異点)とは「AIが人間を超える転換点」と言われます。
しかし現実に起きているのは、「AIに接続して加速した、人間側の思考拡張」ではないでしょうか。
生成AIの使い方は、今後二極化すると考えています。
①「効率化ツール」として使う人(答えを求める)
結果や判断を委ね、スピードを優先する。
②「思考拡張装置」として使う人(問いを磨く)
自分の問いを深め、前提を疑い、思考の解像度を上げる。
生成AIが高度化するほど「答え」の価値は平均化、再現化されます。
誰もが早く正解にたどり着けるようになります。これは素晴らしいことです。
しかし、「もう一つの価値」に差が生まれると思っています。
・何を問うのか
・どの前提を疑うのか
・どう構造化するのか
この部分は、どこまでも人間に依存します。
私は生成AIに判断を委ねたり、効率化だけでなく、自分の思考をアップデートするために、その多くの時間を使っています。
その結果、医療DXが、私の中でこれまでの「効率化」という観念から
・医療DX = 組織の意思決定設計
・人材育成 = 個人の意思決定設計
と、定義が書き換わりました。
効率化や結果を出すだけでは、現場は思考を停止し、「自走する組織」は生まれません。
生成AIに問い、構造を練り直すプロセスの中にこそ、組織の生命線があるのだと気づきました。
生成AIの進化と共に、自分も進化していく。それが、
「生成AIとの協働」
年齢は関係ありません。
何歳からでも、人間の進化は始められます。
生成AIがあるからこそ成し遂げることができる思考拡張、
つまり、以前の自分を超越する自分
「人間のシンギュラリティ」
はすでに始まっているのではないでしょうか。
皆さんは、生成AIをどちら側で使いますか?
「効率化ツール」ですか、それとも「思考拡張装置」ですか。

