コンビニのレジ前商品、つい買ってませんか?~DX × 行動心理学の応用~
「期間限定」「残りわずか」「売れ筋No.1」「今だけ」
レジ横の〇〇チキ、肉まん、おでん、焼き芋。
買う予定がなかったのに、なぜか買ってしまいますよね。
実はこれ、偶然ではなく行動心理学に基づいた 「人の動きの設計」 です。
人は合理的に判断しているようで、意思決定の多くは認知バイアスに左右されます。
・損失回避
・社会的証明
・フレーミング効果 など
これは、医療現場でも同じです。
医療は、多職種による医療チームです。
医療の質の向上には、個々のスキルと共に人の行動がとても大切です。
だから、「伝え方」が極めて重要なのです。
また日本には、もう一つ特徴があります。
それが 「察しの文化」です。
・言わなくても分かるでしょ。
・空気を読んでよ。
この前提では、実は人は動きません。
「察してもらう」 ではなく 「動くように伝える設計」が必要です。
例えば、
× 研修に参加してください
〇 スタッフの90%がすでに受講済みですよ
同じ内容でも、伝え方ひとつで行動は変わります。
言葉は“情報”ではなく 「行動設計のツール」 です。
そして、これはスタッフだけの話ではありません。
患者さんも同じです。
✕ このリハビリができないと、退院できません。
〇 このリハビリができたら、好きな旅行に行けますよ。
伝え方ひとつで、リハビリも、生活習慣も、治療継続率も変わり、治療効果そのもののにも関係します。
経済産業省はDXを、
「デジタル技術を活用し、組織の仕組み・企業文化・従業員の意識といった内部エコシステムを変革すること」
と定義しています。
DXの本質はITだけではありません。
人と組織、そして“行動”を変えること、「行動変容」です。
「伝え方を設計し、行動をデザインする」
それだけで、医療チームも動き、患者さんも動き、医療の質も向上します。
コストゼロでプチ組織変革、今からすぐ始められるDXの一つではないでしょうか。
これは、すべての場面で活用可能です。
さあ、「伝え方」意識してみませんか?

