「医療DX EXPO」の気づき~スタートアップやベンチャー企業の発想や技術への驚き~
先日、「医療DX EXPO」を見てきました。(花粉症で大変でしたが。)
医療現場に長くいる立場からすると、参入企業のグローバル化と共に感じたのは技術の進歩への驚きです。
AI、データ活用、業務支援アプリ、データ連携など、「ここまで進んでいるのか」と思うソリューションが数多くありました。
展示内容も幅広く、特にスタートアップやベンチャー企業の展示に興味を持ちました。
・医療の最前線(診療・検査など)を支援するDX
・バックオフィス(事務・経営管理)のDX
・福利厚生や組織マネジメントのDX
・外国人医療人材を支援するDX
など、医療という一つの業界の中でも、DXの対象領域がかなり広がっており、ニッチな領域まで考えていることを実感しました。
また、医療DXというと、医療現場のDXを指すイメージがありますが、実際は、多岐にわたることも改めて感じました。
素晴らしいDXツールばかりだったのですが、その中で、私が興味を持った一つが、人材管理のDXのツールです。
1on1の記録や定期的なアンケート等を集計し、AIが
・離職リスクの判定
・組織の状態の可視化
・次に話すべき内容の提案
などをリアルタイムにサポートする仕組みでした。
実は、私は現在、ローコードの業務アプリを使って人材マネジメントの仕組みをローコードアプリで自作し、運用しています。
今回見たツールは、その仕組みにAIが組み込まれたようなイメージでした。
こういう形でAIを組み込むことで、効率化だけでなく、経験の浅いメンターの標準化・レベルアップも可能になるのかと感じ、自分の業務アプリの発展にもつながるヒントを得ることができました。
一方で、医療という世界は少し特殊な世界でもあります。
業務フロー、安全管理、現場文化など、技術だけでは越えられない壁も多くあります。
だからこそ、もし現場の視点や運用の知見が少しでも役に立つなら、そうした挑戦の力になりたいと私個人としても感じました。
医療DXは、技術だけでも、現場だけでも進みません。
技術と現場の期待をどうつなぐか。
その設計を、人材育成と共に進めていくことが、これからますます重要になるのかもしれません。
展示会を通じて、医療をより良くしようと挑戦している多くの取り組みに触れ、とても刺激を受けた一日でした。
皆さんの現場では、DXはどこまで進んでいますか?

