【第28回日本医療マネジメント学会レポート 1/3】トヨタ「カイゼン」の哲学を医療に!
第28回日本医療マネジメント学会(ポートメッセ名古屋)に参加しています。
今年のテーマは、
「地域住民の健康寿命を延伸する医療マネジメント
~医療および福祉施設の健康的な経営も視点にいれて~」
です。
・印象に残った講演
学会長講演 岩瀬三紀先生の「トヨタウェイを基にした病院の風土創りとカイゼン」
特に印象的だったのは、「トヨタのウェイ」に基づく“カイゼン”の思想は、医療現場にも不可欠であるというメッセージ。
具体的には、
・3M(ムリ・ムダ・ムラの排除)
・5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)
といった考え方。
これは単なる効率化ではなく、「現場で起きている課題や気づきを見える化し、改善につなげる」
ための哲学です。
製造業だけの話ではなく、豊田記念病院で実際に取り入れられ、成果につながっている点に深く感銘を受けました。
・READY4ORの皆さまとリアルでお会いできました
会場では、LinkedInでつながっていたREADY4ORの皆さまと直接お会いすることができました。
READY4ORは、手術室の管理・改善を可視化し、病院全体で共有できるプラットフォームです。
ここにもトヨタの「カイゼン」哲学が息づいており、単なる業務管理ツールではなく、
「現場知を継続的改善へつなげる設計思想」
を強く感じました。
特に、今般の診療報酬改定で求められる急性期病院の全身麻酔手術件数要件への対応にも、非常に有効ではないかと感じました。
・医療DXは「導入するか」ではなく「どう使うか」
今回の学会全体を通じて強く感じたのは、
医療DXは、もはや
“導入するかどうか”ではなく、
“どう使うか”が本質であるという点を強調されていました、
そして、その基盤となるのは、
・人材育成
・組織文化
・業務設計
・行動変容
これらを分断せず、統合的に設計する視点。
これからの医療現場では、ますます重要になると改めて確信しました。
本日も引き続き参加します。
最新の知見をアップデートしながら、現場で活かせる視点をさらに深めたいと思います。
もし会場にいらっしゃる方がいましたら、ぜひお声がけください。
リアルでお会いできると嬉しいです。

